気になる症状は?(Q&A集)
あなたの悩み、心配、病状はどんなでしょう?
- 質問1 生理が月に一度、来たり来なかったりで…
- 質問2 生理の時の血液の量が少ないのは…
- 質問3 生理痛がひどくて生活がとても辛くて…
- 質問4 先日、不正出血があり心配…
- 質問5 おりものの色がいつもと違って気になって…
- 質問6 デリケートゾーンのかゆみで悩んでいます…
- 質問7 緊急避妊法について…
- 質問8 生理が月に一度、来たり来なかったりで…
- 質問9 結婚して1年経つのに、子どもが出来ず…
- 質問10 流産をくり返していて…
- 質問11 「冷え症」が原因で…
- 質問12 子宮がん、乳がんの検診は何歳で受けるのが…
- 質問13 結婚前にしておく婦人科検診のことで…
- 質問14 いつまでも若くいたい…
- 質問15 母乳をあげたいのに痛くて…
- 質問16 やっと赤ちゃんが出来たのに子育てが…
質問1
生理が月に一度、来たり来なかったりです。何がいけないのでしょう?将来、こどもはちゃんとできるでしょうか?
お返事
月経不順は、排卵やホルモンバランスが崩れることにより起こり、不妊症の原因にもなります。もし、赤ちゃんの希望があるのであれば、早めに産婦人科受診をお勧めします。(現在、基礎体温を付けていれば持参すると診断の助けになります)
質問2
生理の時の血液の量が少ないのは、問題でしょうか?
お返事
月経量が少ない時には、子宮内膜発育不全や子宮内癒着が起こっていることが、まれにあります。
経腟超音波などの検査で簡単に子宮内の様子を調べることができます。
質問3
生理痛がひどくて生活がとても辛くなります。直す方法はありますか?
お返事
生理痛が強い人には、子宮筋腫や子宮内膜症がある場合があるので、一度産婦人科を受診してみてください。現在、様々な生理痛に対する治療法があるので、あなたに合う治療法を選択してくれるはずです。
質問4
先日、不正出血がありました。
何が原因なのでしょうか?心配です。
お返事
不正出血の原因には、腫瘍性の出血(がん、ポリープなど)、妊娠性の出血(流産、子宮外妊娠など)、ホルモンバランスの崩れによる出血(思春期、更年期)があります。心配ない出血もありますが、一度は産婦人科で出血の原因を調べておいた方が良いと思います。
質問5
おりものの色がいつもと違って茶色いのですが、大丈夫でしょうか?
お返事
おりものが気になるとのことですが、クラミジア、淋菌、がん、ポリープなどたくさんの原因があります。一度、産婦人科でがん検診、おりもの培養などの検査を受けてみてください。
質問6
デリケートゾーンのかゆみで悩んでいます。
何か病気なのでしょうか?治りますか?
お返事
かゆみには、カンジダ(真菌)、トリコモナス(寄生虫)などの原因があります。産婦人科では、簡単に調べることができます。原因に対する治療を行うことにより、かゆみから解放されるはずです。
質問7
緊急避妊法について知りたいのですが?
お返事
緊急避妊法(アフターピル)とは、性交後72時間以内にホルモン剤を内服し、その12時間後にもう1回ホルモン剤を内服することにより妊娠を防止する方法です。但し、緊急避妊法を行っても100%妊娠を防止できるわけではありません(正確に服用しても2~3%は妊娠してしまいます)。
質問8
性交時、痛くて、挿入が困難です。治りますか?
お返事
まず、産婦人科で処女膜強靭などの疾患がないかを診てもらってください(ほとんどの人は問題ないと思います)。何も問題なければ潤滑ゼリーなどを使用してセックスを行うとほとんどの人は大丈夫です。いずれにしても、産婦人科医にご相談ください。
質問9
結婚して1年が経つのに、子どもが出来ません。
どうしたら、子どもが自然にできるのでしょう?
お返事
1年間でカップルの約80%が妊娠すると考えられています。赤ちゃんができない原因には、様々なものがあります。もし、赤ちゃんの希望が強いのであれば、早めに産婦人科を受診し相談されてはいかがでしょうか。
質問10
流産をくり返してしまいます。もう子どもは無理でしょうか?
お返事
3回以上流産を繰り返す習慣流産の原因や治療法には様々なものがありますが、どの治療法も流産阻止率は70~80%程度です。しかし、私が今まで治療した患者さんのほとんどは最終的に妊娠・分娩されています。あきらめずに頑張ってください。
質問11
「冷え症」が原因で足腰がとても不愉快です。改善方法はありますか?
お返事
冷え症に対して当院では、運動療法、食事療法、漢方療法、プラセンタ療法、ホルモン補充療法などいろいろな治療法があります。どの方法を行うかは、年齢、他の症状、血液検査結果などを総合的に判断し治療法を選択することになります。
質問12
子宮がん、乳がんの検診は何歳で受けるのがいいのですか?
お返事
当院のある岡山市では子宮がんは20歳以上、乳がんは30歳以上の女性に補助金がでます。ただ近年、子宮がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)が原因とされており、若年化が進んでいます。したがって、20歳未満であっても定期的にがん検診を受けることは良いことだと思います。
質問13
結婚前にしておく婦人科検診ってどんなことですか?
お返事
結婚を予定している方が、結婚して妊娠や分娩を妨げる婦人科的な問題(子宮筋腫や内膜症など)がないかどうかを検査します。当院では、ブライダルチェックと呼んでいます。詳細はブライダルチェックのページをご覧ください。
質問14
いつまでも若くいたいのですが、先生のところで診てもらえますか?
お返事
「いつまでも若く」は女性の永遠のテーマですが、当院でも今話題のプラセンタ療法(胎盤エキスの注射や)美肌に効果があるにんにく注射を行っていますので、ご相談ください。
質問15
母乳をあげたいのに痛くてだめです。どうしたらいいのですか?
お返事
初期の乳腺炎だと思います。放置すると高熱が出て、最悪の場合には切開して膿をださないといけないことになります。そうなる前に助産師さんのいる(当院は分娩は行っていませんが、助産師はいます)産婦人科を受診してください。お乳のケアを行ってくれます。
質問16
やっと赤ちゃんが出来たのに、子育てで悩んでます。このようなことでも診てもらえますか?
お返事
当院には助産師のスタッフがいるため、些細なことでも気兼ねなく母乳や育児に関してご相談(予約制)ください。また、医学的な相談は私が承ります。